札所25番・久昌寺

札所24番から久那方面へ、左手眼下に荒川をのぞみながら
山の中腹へ進むと見えてくるのが、札所25番・久昌寺です。
久昌寺の裏手には、「古代蓮」で有名な、弁天池もあります。
駐車場から徒歩で、小さな石橋を渡って仁王門をくぐり、かすかに
湿り気を帯びた細道を登ると、見えてくるのが観音堂です。
札所25番・久昌寺の観音堂は山陰にひっそりと、つつましく建っています。
観音堂の後ろには、二段に作られたため池があり、昔この池の中に弁財天
が祀られていた事から、この池は「弁天池」と呼ばれています。

久昌寺の弁天池には、古代蓮が移植されており、
7月~8月には、見頃を迎えます。
池一面に広がって蓮の葉の中に、ピンクの大輪が凛として咲いている姿は
とても幻想的で、神々しいものです。

蓮はお釈迦様がお生まれになった花ともいいますが、古代蓮の花をみると
なるほど・・・と思いたくなるような美しい花です。
蓮の花は、開く時に「ポンッ」と音がするそうですよ、早朝に訪れ、耳を澄まして
みれば、聞こえてくるかもしれませんね。
また、札所25番・久昌寺にはこんな言い伝えもあるそうです。

【奥野の鬼女】
昔、欲深な女が山にこもって悪業をかさねておりました。
村人は、思い余って女を荒川に投げ入れましたが、女は一命を取り留め、
その後一人の女の子を出産しました。
生まれた女の子は、親に似ず美しい心の持ち主で、この地に観音堂を建て、
母の菩提を弔ったと伝えられています。
その観音堂が、久昌寺なのだそうです。
<住所>秩父市久那2215
<電話>0494-23-7309
<アクセス>電車:秩父鉄道「浦山口駅」より徒歩30分
<駐車場>あり
<トイレ>あり
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