秩父札所30番・法雲寺

法雲寺に向かう坂道を登って行くと、山の傾斜地の右手に
瑞竜山法雲寺が見えてきます。
秩父札所30番の宝雲寺は、34箇所ある札所の中で、
一番立派と言っても良いのではないでしょうか。
宝雲寺入り口の坂を登って行くと、右側に庫裏(くり)、またその
一段上に、朱塗りの堂々とした観音堂を望むことができます。
宝雲寺の庭には池があり、「心」の字の形の池である事から
「心字の池」と呼ばれています。
私が訪れた時の宝雲寺は、新緑が眩しく輝き、新緑の間から見える朱塗り
の観音堂が鎮座する、素敵な景色でした。
春には、紫の藤の花、つつじ、さつきが咲き誇り、宝雲寺を綺麗に
彩っていきます。

中でも、堂の庭には樹齢数百年の「あすなろ」の木があり、
村の文化財に指定されています。
また、宝雲寺には古い納札が保存されている事でも有名です。
「西国阪東秩父百箇所順礼只一人、奥州葛西住赤萩伊豆守平清定
為ニ親菩提 天文五年三月吉日」
と記されていて、秩父札所のおこりや、移り変わりを知る上で貴重な
資料と言われています。
また寺の宝として、「天狗の爪」「竜の骨」「楊貴妃の鏡」なども保存
されています。
<住所>秩父市荒川村白久432
<アクセス>車:国道140号線の札所30番入り口より5分
電車:秩父鉄道「白久駅」下車、徒歩15分
<駐車場>あり
<トイレ>あり
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