武甲山

秩父の象徴とも言える武甲山は、海抜1,295m全山石灰岩で構成
される武甲山は古くから日本百名山の一つに挙げられる霊峰です。
秩父は四方を山々に囲まれた盆地なのはご存知でしょうか。
その、山々の中でも、飛びぬけて雄大な姿でそびえ立っている
武甲山は、この地に住む人々の心のよりどころでもあります。
武甲山は、古くから信仰の山として知られ、日本武尊が東征の折に
登拝し、武具を岩蔵に納め、東国鎮護の守りとしました。
また、中世神仏習合の時代には蔵王大権現を祀り、山伏達の修道場
として霊山と呼ばれてきました。
山腹には天然記念物チチブイワザクラの群集もあり、岩壁に垂れる
ミヤマスカシユリなどの石灰岩地帯にしか見られない植物も生息しています。
また、武甲山は石灰岩の塊で、大正初め頃から、
秩父の特産物となる石灰岩の砕石が始まり、コンクリートの原料
として、どこかで都市の発展の一端を担ってきました。
しかし、近年では石灰岩の砕石が進み、山容が大きく変わってしまいました。
緑豊かだったその姿は、今では岩肌がむき出しの痛々しい姿に
なってしまいました。
自らを削って傷つき果てたこの武甲山のその姿は、この地の人々が、
武甲山から受けた恩恵の代償なのかもしれません。
<所在地>秩父市横瀬
<アクセス>電車:西武秩父線、横瀬駅下車徒歩60分
帰路=橋立に降りた場合は秩父鉄道浦山駅がもより駅
<駐車場>?
<トイレ>なし
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